寒くなり鍋の季節になるとカニを食べる機会が増えるのではないでしょうか?(私だけ?)
毛ガニやタラバガニなどいろいろとカニの種類もありますが今回は秋から冬にかけて食べられるモクズガニについて調べてみました。
モクズガニはまずいし苦いって言う人もいるけど美味しいのか?口コミの評判はどうなのか?
モクズガニの正しい下処理はどうやるのか?モクズガニがまずい原因は汚い川で取ったのが原因なのか調べてみました。
と、言ってもモクズガニって名前は知ってるけど食べた事ないって人が多いのではないでしょうか?
ネットの情報や口コミをまとめてみましたので参考にしてください。
モクズガニはまずいし苦い?口コミ評判は?
確かにネットの口コミ情報を確認すると苦いとコメントしている方がおられました。個体差があるようで全てが苦かったわけではないようです。
原因としては泥抜きのときに弱ってしまった物は苦味が出てしまうという意見やモクズガニは繊細な生き物なので環境変化によって苦くなるという意見もありました。またこのカニは雑食なので食べた餌の影響もあるのではないかという意見もありました。
またモクズガニが一番美味しいとされている季節は9月後半から11月がシーズンなのでシーズン外の物だった可能性もあるのではないでしょうか?
産卵前に内子を持ったメスが美味しいとされておりこの時期が遅れると外子(尻蓋に抱卵する)となり味が悪くなるのでオスだったり外子だったのかもしれません。
口コミをみるとモクズガニは美味しいと評価している方が多いです。
中にはモクズガニは市場に出回りにくいので美味しいけど自分の分が無くなるので美味しいけど買わないでくださいと述べている人もいました(笑)
美味しいからオススメしたいけど自分の分が無くなるのは嫌!って気持ちわかりますね。
モクズガニは身が少ないカニなので郷土料理で有名なガン汁(モクズガニを臼やミキサーなどで殻ごと粉砕し、昆布ダシ等に投入して沸騰させた物)のように殻ごと調理してダシが出る料理方法がお勧めのようです。
モクズガニの正しい下処理は?
モクズガニは料理前に下処理をしないと美味しく食べれないそうです。
特に泥抜きを必ずしないと泥臭い匂いが残るそうです。
捕まえて食べる場合は生きた状態で持ち帰って下処理をしてください。
泥抜き
②バケツなどに水道水をモクズガニが半分出る程度入れ水の濁りが無くなるまで朝晩、水を入れ替え る(泥抜き)
③泥抜きが終了したらすぐに調理する。調理しない場合は冷凍保存する。
モクズガニは寄生虫がいるので台所で処理をする場合はまわりの調理器具やシンクを処理後に綺麗に洗う事を忘れないようにしてください。
なので台所ではなくお風呂場で処理をすることをお勧めしている方がおられました。
泥抜きの時は脱走にも注意して蓋つきや蓋におもりを乗せるようにしてください。
下処理
②尻蓋を外してその下をこすって洗い流す
③尻蓋の付け根から甲羅を外す
④甲羅の下のエラを取り除いてエラ付近を洗い流す
まる茹でする場合は①のあとまるごと茹でてください。
モクズガニがまずいのは汚い川で取ったのが原因?
モクズガニは川やその周辺の水田、用水路、河口、海岸などに生息しているので場所によって汚い川や泥の多い場所でモクズガニを捕まえる事があるかと思います。
ただ泥抜きをきちんとすれば汚い川で捕まえたモクズガニでも美味しく食べれるようです。
モクズガニは飼育も出来るので汚い川で捕まえたモクズガニをしばらく飼育して泥抜きをして、苦味の原因ではないかと言われている餌の問題もクリアすればより美味しいモクズガニが食べれるかもしれません。
愛着がわいて食べれなくなるかもしれませんが・・・
まとめ
今回はモクズガニについて調べてみました。
まず苦くて美味しくないのでは?口コミの評価はどうなのか調査しました。
苦いという意見もありましたがモクズガニは美味しいという意見が多かったです。昔から日本で食べられていた物なのでまずいという事はなさそうです。
モクズガニが美味しくないのは汚い川が原因なのかについても調査しましたが結論としては泥抜きをきちんとすれば問題がないという事がわかりました。
調べるとモクズガニはかなり広範囲に生息しており、捕まえるのも簡単なようなのでレジャーがてらモクズガニを捕まえに行ってみるのも楽しいかと思いました。
特に子供にとっては楽しいのではないでしょうか?ただカニなのでハサミは強力なので注意が必要ですね。
しばらく飼育して観察日記でもつけてみると子供の教育にも良いかと思います。夏休みの宿題として観察日記をつけて美味しくなる秋から冬にかけての時期に一緒に料理するのもありだと思います。
子供の食育にもなると思います。
最後まで閲覧頂きありがとうございます。