中のわたは出す必要がある?
と気になっている方
この記事では
・イカの丸焼きの作り方
・イカの丸焼きのアレンジレシピ
についてお話ししていきます。
捨ててしまいがちなわたにどんな栄養素が含まれているのかも解説しますので、イカの丸焼きをそのまま焼いてしっかり栄養を摂取しましょう。
イカの丸焼きはそのままでOK
イカの丸焼きは中のわたを出さずそのままでOKです。
イカの肝はイカワタと呼ばれていて、ビタミンAやビタミンB2が豊富に含まれています。
ビタミンAは目の疲れや視力の低下を軽減させ、肌荒れや風邪予防が期待されます。
ビタミンB2は細胞の再生やエネルギーの代謝を促してくれます。
ですから、栄養素がたっぷり含まれるわたは出さず、イカの丸焼きはそのまま焼いてOKなんです。
イカの丸焼きの作り方
はじめてでも大丈夫!イカの丸焼きの基本的な作り方をご紹介します。
イカの丸焼きの材料(二人分)
材料:スルメイカ(生食用)1杯※わたも使用、マヨネーズ大1、サラダ油大1、塩小0.25、醤油少々
・イカの下処理の仕方
「イカの下処理」の動画も合わせてご覧ください。
2 足の付け根の部分を持ち、まっすぐに引いて内臓をぬく。
②皮をむく。
皮を縦にむいてから、くるくるとむく。
③包丁を入れてさき軟骨を取る。
三辺のかたい部分を落とす。
④内臓を取り、わた・目・ゲソに分ける。
ゲソの中に口があるので落とす。
⑤ゲソを開く。
えんぺら・身・わた・ゲソに分けて完成。
・イカの丸焼きの作り方
身とえんぺらは8mm間隔に切り目を入れる。わたはアルミはくにのせ、マヨネーズをかけてふんわりと包む。
ここがポイント!
身やえんぺらに切り目を入れると、火の通りも早くなり焼いた時に縮みにくい!
②フライパンで焼く。
フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、イカの身・えんぺら・ゲソとアルミはくに包んだわたを入れる。
約3分間焼いたら身・えんぺら・ゲソを返して、さらに約1分間焼く。
アルミ箔ごとワタを取り出す。
残ったイカを約2分間焼いた後に塩をふる。
③盛りつけて完成。
器にいかを盛り、ワタを軽く混ぜて添える。
切り分けてワタをつけて食べる。
イカの丸焼きのポイントはやはりイカの下処理です。
コツをつかめば簡単に下処理ができるので、頻繁にイカの丸焼きが食べれますね。
イカの丸焼きのアレンジレシピ
丸ごと焼いておいたイカをアレンジしたレシピをいくつかご紹介します。
<屋台風!簡単イカ焼き>(2人分)
材料:イカ1杯(焼いてあるもの)、合わせ調味料(酒大2、醤油大2、砂糖大1.5、みりん大1、しょうがすりおろし小0.5)
①フライパンに合わせ調味料を入れ、中火で沸騰させる。
②(焼いてある)イカを加えて、中火でタレを回しかけながら、煮汁が少なくなるまで煮詰めて完成。
タレをからめて煮詰めるだけで、簡単!屋台の味が再現できます。
<関西風!イカ焼き>(2人分)
材料:イカ1杯(焼いてあるもの)、塩コショウ、卵3個、だしの素半袋、醤油適量、マヨネーズ・お好みソース・青のりはお好みで
②フライパンに食べやすい大きさに切った(焼いてある)イカを入れて、塩コショウをふり軽く炒める。
③炒めたら、フライパンに①の卵を一気に流し込む。
④フライパンにフタをして弱火で数分おく。
⑤ひっくり返してお皿に盛り、お好みソース・マヨネーズ・青のりをかけて完成。
関西でよく食べられているイカ焼きをお家でも簡単おいしくいただけます。
<子供が喜ぶ!ナポリタン風イカ焼きそば>(2人分)
材料:イカ1杯(焼いたもの)、麺2玉、玉ねぎ1玉、ピーマン1個、ウインナー3本、コンソメ少々、ケチャップ大7、牛乳大2、バター大1、粉チーズお好みで
②フライパンを熱してバターを入れて①をよく炒める。
③麺を入れて、コンソメ・牛乳・ケチャップを加えてさらに炒める。
④お皿に盛り、お好みで粉チーズをかけて完成。
ケチャップ味なのでイカが苦手な子供もおかわりして食べるほどです。
まとめ
イカの丸焼きはそのまま焼いてOKなの?という疑問からイカの丸焼きの作り方とイカの丸焼きのアレンジレシピを合わせてご紹介しました。
・イカの丸焼きでもちろんイカの下処理はするが、わたにはビタミンAとB2が豊富に含まれているので、捨てずに食べれば風邪予防にも。
・イカを丸ごと焼いておけば、屋台風イカ焼き・関西風イカ焼き・ナポリタン風イカ焼きそばなどアレンジがきいて使い勝手がいい。
丸ごと焼いておけばイカはアレンジできるので、料理の幅が広がります。
捨ててしまいがちなわたもビタミンが豊富とわかったので、私もこれからは捨てずにイカの身とおいしくいただきます!