哺乳瓶を洗わず2回使うとヤバいって本当?正しい消毒方法は?

  • 2020年6月30日
  • 2022年10月22日
  • 育児

 

哺乳瓶を使う度に洗うのは、正直面倒くさい・・・
何回まで洗わずに使っていいのかしら?

 

ただでさえ、出産後のお母さんは赤ちゃんのお世話で疲れているのに、使い終わった哺乳瓶を毎回消毒するのは、精神的につらい仕事です。

でも、使い終わった哺乳瓶をそのまま放置する勇気もありませんよね。

 

・哺乳瓶は毎回消毒したほうがいいのか。
・哺乳瓶をまとめて洗ってもいいのか。
・いったい何カ月まで哺乳瓶を消毒する必要があるのか。

 

哺乳瓶を洗うのに面倒くさいという、お母さん方の気持ちが少しでもなくなるように、我が家の子供たちのことを思い出しながら、哺乳瓶の消毒について調べてみました。

 

哺乳瓶の消毒は毎回行う必要がある?

まず前提として、哺乳瓶は一度使い終わったら、必ず洗うようにしましょう。
なぜ、毎回洗う必要があるのでしょうか。

・哺乳瓶を洗う理由
使い終わった哺乳瓶にミルクが残っていると、そのミルクを栄養として細菌が繁殖するから。

・哺乳瓶を洗わなかったら
赤ちゃんの免疫力が低い時期に、洗っていない哺乳瓶を使うと、哺乳瓶に繁殖している細菌で感染症を引き起こす可能性があるから。

WHOなどの資料をもとに、厚生労働省が作成したガイドラインに以下の記述があります。

「乳児への哺乳と調乳に使用された全ての器具を次の使用前までに徹底的に洗浄及び滅菌することは非常に重要である」
引用元:https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/dl/070604-1b.pdf

世界保健機関からの情報なので、守る事を推奨。
食用洗剤でも除菌できたという報告もありますので、毎日洗う食器と同じ感覚で哺乳瓶を洗うことをおすすめします。

哺乳瓶はまとめて洗うのが一番

そうは言っても、生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で疲れているお母さんにとって、哺乳瓶を毎回洗うことは一苦労です。

でも、哺乳瓶をためて一気に洗えば、洗う回数は時短できます。
哺乳瓶をまとめて洗う方法をご紹介しましょう

 

電子レンジと消毒液でまとめてやる方法

電子レンジを使った方法で、まとめ洗いが簡単にできる商品があります。

電子レンジスチーム&薬液消毒ケース
3,520円(税込み)
https://products.pigeon.co.jp/item/index-83.html

電子レンジスチーム消毒と薬液消毒の両方に使える、哺乳びん消毒ケースです。

哺乳びん3セットをまとめて消毒でき、コンパクトに保管も可能です。
さすが、赤ちゃん用品大手のピジョンならではの画期的な商品ですね。

煮沸でまとめてやる方法

昔からあるポピュラーな消毒方法です。
哺乳瓶本体、乳首とキャップは外しておきましょう。

鍋いっぱいに熱湯を沸かして、その中に全ていれます。
本体は約7分、乳首とキャップは約3分が目安です。
沸騰消毒した後は、キッチンペーパーなどに広げて、汚れた手で触らないように気をつけましょう。

2、3本とまとめて洗えば、お母さんの気分も少しは楽になりますね。

私はもっぱら沸騰消毒でした。
沸騰した鍋の中に入れておけばいいので、汚れが落ちてる~という実感も持てて、意外と楽でしたよ。

 

哺乳瓶の除菌はいつまで行う必要があるのか?

しかし、いったい哺乳瓶の除菌はいつまで行う必要があるのか、お母さんたちにとっては悩ましい問題です。

「3ヵ月まででいいのでは?」とか「やっぱり半年間は消毒した方がいいよ」など諸説色々あります。

小児科の先生に聞いても、はっきりとした答えは出てきません。
それは、それぞれの赤ちゃんの免疫力に関係しているからです。

だいたい生後5~6ヵ月頃まで、赤ちゃんにはお母さんのお腹にいた頃の免疫が残っていると考えられています。
と言っても、赤ちゃんは大人より細菌感染しやすいので、生後半年までは哺乳瓶を消毒をする方が安心でしょう。

 

まとめ

 

「哺乳瓶を消毒するの、面倒くさいなぁ」と感じたら、まとめて電子レンジに入れて消毒する方法もありますので、ぜひ試してみてください。

哺乳瓶を消毒する目的は、「細菌感染を防ぐ」ためです。

生後5~6ヵ月頃の赤ちゃんには、お母さんのお腹にいた頃の免疫が残っています。
でも、赤ちゃんは細菌感染しやすいので、生後半年までは哺乳瓶を消毒した方が安心ですね。

哺乳瓶をしっかりと消毒することは、赤ちゃんの細菌感染リスクが減り、赤ちゃんが元気にすくすくと成長して、結局はお母さん自身の喜びになっていきますね。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!