日傘は何時から何時まで使うのが正しい?月別に解説

  • 2020年7月3日
  • 2022年10月22日
  • 生活
日傘は何月まで使えばいい?
夕方はいらないよね?

こんな疑問に答えます。

一般的に紫外線量が多いとされるのは10時~14時と言われています。
この時間帯は確実に日傘を差しましょう。

しかし時期によっても紫外線の量は変化します。

本記事では

日傘は何月から何月まで使うべきか
月毎の日傘の使用時間
夕方や夜は日傘ささなくても大丈夫か?

についてまとめています。

「日傘を使わなくて大丈夫と思って、日焼けをしてしまった…」とならないために、普段、何気なく使っている日傘を使うタイミングを把握しておきましょう

 

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日傘は何月から何月まで使えばいい?

日傘を使用する月ですが

・日焼けを防止するには2月下旬~11月上旬
・単純に暑さ対策で日除けとして使うなら、3月下旬~10月上旬

がおすすめです。

夏のシーズンと大分離れていますが
UVインデックスのデータを見るとこの辺りの時期まで日傘を使った方がベストです。

UVインデックスとは、気象庁が定めている紫外線量の警告指標です。
1~11の数字で段階分けされています。

 

1~2弱い 安心して屋外で過ごせる。
3~5中程度 日中はできるだけ日陰を利用しよう。
6~7強い できるだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しよう。
8~10非常に強い 日中の外出はできるだけ控えよう。
11+極端に強い  必ず長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しよう。

 

実際に気象庁観測点のデータの「UVインデックス」で年間推移グラフを見てみましょう。

 


画像出展:http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_daily_uvindex_obs.html

 

2019年のつくばでの「UVインデックス」です。

UVインデックスの指標が低いのが、11月~2月となっているので
その時期以外は、紫外線対策をしたほうが良いです。

 

<日傘を日除け対策として使う方は、3下旬月~10月上旬をおすすめ>

紫外線が強いとされる数値が3月下旬から多く見られます。
外気温は高いと感じなくても、紫外線は強くなってきています。

残暑も落ち着きはじめる10月上旬もまだ紫外線は強いです。
運動会シーズンも日傘をさしている人はまだまだ多いです。

 

<日傘を日焼け対策として使う方は、2月下旬~11月上旬をおすすめ>

2月に日傘?と思われる人も多いと思いますが、紫外線は中程度となっています。
11月は山も紅く色づいていますが、晴れ間の時の紫外線はまだまだ中程度です。

私も日焼けをしたくないので、人の目を気にせずに2月下旬~11月上旬まで日傘を大いに使っています。

 

日傘を使う時間帯は?月によって変わる?

 

紫外線量の多い時間帯は10時~14時とよく言われますが、月毎で変わります。
日傘を使う時間帯をまとめましたのでご紹介します。

 

まず気象庁観測点のデータの時間別の「UVインデックス」で累年平均値グラフを見てみましょう。

 

画像出典:http://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_norm_obs.html

基本的にUVインデックスが2以上の時間帯は日傘がおすすめです。

上記は7月ですが、その他の月のデータも踏まえると
日傘を使う時間は下記のようになります。

 

<日傘を使う時間帯 月別>
・1月 12時~13時 中程度
・2月 10時~13時 中程度
・3月 9時~14時 中程度~強い
・4月 9時~15時 中程度~強い
・5月 8時~15時 中程度~非常に強い
・6月 8時~15時 中程度~非常に強い
・7月 8時~15時 中程度~非常に強い
・8月 8時~15時 中程度~非常に強い
・9月 9時~15時 中程度~強い
・10月 9時~14時 中程度~強い
・11月 10~13時 中程度
・12月 (10時~13時 弱い)

 

1年を通して紫外線量の多い時間帯を平均してみると10時~14時です。
しかし、3月から急激に紫外線量が増えています。

5月~8月の間は8時からすでに紫外線量が多いので、朝から日除けのために日傘をさすことは正しい使い方です。
私も紫外線が強いなぁと感じる出勤時間帯から、しっかりと日傘をさしています。

 

紫外線は夕方でも強い?夜なら日傘は完全に不要なのか?

 

夕日もまぶしくて日没ギリギリまで日傘をさしている方を多く見かけます。
でも、夜なら日傘は完全に不要なのでしょうか。

・紫外線は夕方でも強い?
・夜なら日傘は完全に不要?

順に解説します

<紫外線は夕方でも強い?>

・夕方の紫外線は強くありません。
日中ほど気にして日傘をさす必要はありません。

先ほどのデータ(気象庁観測点のデータの「UVインデックス」で累年平均値グラフ)を見てみると、1年を通して日没前の紫外線量は弱いとなっています。

日中、頑張って日傘をさしてると、最後まで紫外線を遮りたいので、私もそうしていますが。

 

<夜なら日傘は完全に不要?>

・夜の日傘は完全に不要です。

先ほどのデータで、日没以降の時間帯の紫外線量はほぼゼロになっています。
全くのゼロではありませんが、日差しがないので日傘をさす必要はないでしょう。
最近では日中が暑過ぎて、夜の涼しい時間帯にウォーキングをする方々が増えています。
紫外線量の減少から考えると、夜にウォーキングすることは適しています。

 

日傘は何時から何時まで使うのが正しい?月別に解説まとめ

 

日傘は何時から何時まで使うのが正しいのかを月別でまとめてご紹介しました。

・日傘を日除け対策として使う方は3月下旬~10月上旬、日傘を日焼け対策として使う方は、2月下旬~11月上旬をおすすめ。
・日傘を使う時間帯は1年を平均すると10時~14時ですが、5月~8月は8時~15時まで使うことをおすすめ。
・夕方は日中ほど気にして日傘をささなくてもOK。夜は日差しが全くないので使わなくてOK。

日傘を日除け対策として使うのであれば、日差しが強いなぁと感じた日中は必ず。
日傘を日焼け対策として使うのであれば、日差しが強いと感じていない朝早くから夕方遅くまで。

私は日焼け対策として、2月下旬~11月上旬までしっかりと日傘をさしています。

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