ジャムやカスタードクリームを挟んだコッペパン…とっても美味しいですよね。
ケチャップとマスタードをかけたソーセージを挟んだホットドッグ…ほっぺたが落ちてきますね。
コッペパンとホットドッグに使われるドッグパン。
この二つは見た目がとっても似ていますが、いったい何が違うのか疑問に思っている方も多いかと思います。
ほとんど似たように見えるその二つのパンのどこが異なるのか?
ということで、
・ドッグパンの特徴!
・コッペパンとドッグパンの違いとは?
についてまとめてきました。
コッペパンはフランスパンを原型にしたパンという説があり、フランスパンよりもやわらかいパンのこと。
ドッグパンはコッペパンの一種であり、大きさが小さめで砂糖や脱脂粉乳が多いバンズの一種ともいえるパンである。
材料によってドッグパンの方がコッペパンよりもやや甘みがあり、または何かを挟むための切れ込みのあるパンという違いがある。
知恵袋や各SNS、料理好きの方のネット記事などの情報をもとにまとめてきましたので、パン好きの方や料理が得意な方はぜひ続きをご覧ください。
コッペパンの特徴は?
この投稿をInstagramで見る
ジャムやクリームなどを挟んで食べるのがとってもおいしいコッペパン。
そんなコッペパンとは、細長い形をした柔らかい底が平たいパンのことを差します。
ネットの百科事典Wikipediaによると、コッペパンとは以下のようなパンのことをいうようです。
「コッペパンとは、紡錘形で、片手でモテる大きさで、底が平たいパンである。日本独自のパンである。」
引用:Wikipedia
コッペパンの「コッペ」とはフランス語のクープから来ているとされていますが、クープとは「切れ目」という意味なので、切れ込みのないコッペパンとは少々異なります。
形状はフランスパンと似ているものの、パン硬さや材料なども異なっているため、コッペパンの出自はいろいろと諸説あるようです。
使われている材料として他のパンに使われるような砂糖や脱脂粉乳はあまり使われていません。
その味は食パンに近いものとされており、小麦本来の味わいを楽しめるものであり、それ単体で食べるというよりは、ジャムやマーガリンと一緒に食べるのが一般的です。
食べ方には様々な種類があり、
・小倉マーガリン
・ピーナツバター
・揚げパン
・スパゲッティ
・コロッケ、メンチカツ
など、様々な食べ方ができます。
なのでコッペパンとは、砂糖や脱脂粉乳をあまり使っていない食パンと同じ味がする、紡錘形のパンのことです。
ドッグパンの特徴は?
この投稿をInstagramで見る
ソーセージにケチャップやマスタードをたっぷりかけたホットドッグに使うドッグパン。
そんなドッグパンとは、コッペパンの一種でありソーセージなどを挟むようにスライスが入ったパンです。
ホットドッグに使われているパンは、日本ではコッペパンとほぼ同じものが使われていますが、北米では角ばった甘みのあるパンが用いられることが多いです。
材料については日本のドッグパンはロールパンに近いものがあり、バターや牛乳などを多めに含み若干甘い味のするパンです。
海外の場合は「バンズ」に近いものがあり、ハンバーガーで使われるそれのように、砂糖や脱脂粉乳を比較的多く使い、柔らかさや甘い食感があるのが特徴です。
またホットドッグのソーセージのように何かを挟むことが目的なのでそのための切れ込みがあるのもドッグパンの特色になります。
日本の場合切れ込みは底面に対し垂直なものが多いですが、日本以外では底面と水平にスライスされています。
ということでドッグパンとは砂糖などを多く使ったパンであり、切れ込みの入ったパンのことをさしています。
コッペパンとドッグパンの違いを解説!
この投稿をInstagramで見る
長年多くの人に親しまれてきたコッペパンやホットドッグ。
では、コッペパンとドッグパンを比べた場合、それらにはどんな違いがあるのか?
その違いは主に二つあります。
・具を挟むための切れ込み
まずパンに使われている「材料の違い」ですが、上記で紹介してきたように、コッペパンが食パンに近い材料であるのに対し、ドッグパンやそれよりも砂糖や脱脂粉乳などの材料が多めに使われています。
そのためコッペパンは淡白な味わいで柔らかさは普通になりますが、ドッグパンはそれよりも甘く柔らかい食感となっています。
どちらにしても何かに付けたりはさんだりして単体で食べることは少ないものの、固めの食材などを挟む場合はドッグパンの方が向いており、逆にクリームなどを挟む時には歯ごたえのあるコッペパンが向いているかと思われます。
次に「切れ込み」の違いですが、コッペパンは普通クリームなどを挟むために切れ込みがある場合が多いですが、切れ込みが入っていなくてもコッペパンは成り立ちます。
切れ込みがなくてもマーガリンやジャムなどを付けて食べる場合もあり、必ずしも切れ込みが必要なわけではありません。
対してドッグパンは、前提として何かを挟むことが想定されており、切れ込みがあるのが普通です。
ハンバーガーのバンズのように元々切れ込みがなくてはドッグパンとは言われません。
切れ目の形状としては底面に対して垂直の場合もあれば、水平の場合もあるというのはドッグパンの項目で紹介したとおりです。
とこのようにコッペパンとドッグパンの違いは、『材料の違い』と『切れ込みがあるかどうか』の違いです。
まとめ
多くに人に長年食されて続けてきたコッペパンやホットドッグのドッグパン。
一見すると同じに見えるそれらにどんな違いがあるのかを紹介してきました。
今回のまとめは以下となります。
・ドッグパンとは砂糖や脱脂粉乳を多く使った切れ込みのあるパンのこと
・両者の違いは使われている材料と切れ込みの有無
普段何気なく食べているコッペパンやホットドッグですが、それらに使っているパンにはいろいろな違いがあって驚きでした。
確かに言われてみると淡白なコッペパンに対し、ドッグパンの方は柔らかいような食感であった気がします。
今後はそれら違いを比べて見ながら食べてみようかと思いました。
皆さんも自家製パンを作る時にはこれら違いに注意してみてください。
それでは、ここまでご覧いただき誠にありがとうございました。
失礼します。