いぶりがっことごんじりって同じ物じゃないの?
と思っている方!
今回は
・ごんじりが売ってる場所
について調べていきたいと思います。
さて、「いぶりがっこ」「ごんじり」ってあまり聞き慣れない言葉ですよね。
初めて聞いたと言う人なら、食べ物なのか何なのかよくわからないと思います。
そして、この二つは一体どんな品物なのか、同じ物なのかを調査していきます。
それでは 行ってみましょう!
いぶりがっことごんじりの違いを徹底解説
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まず、いぶりがっことごんじりは作り方が全く違う「漬物」になります。
ここからは、双方の違いをなるべくわかりやすく説明していきたいと思います。
いぶりがっこ
・どんな食べ物?
⇒大根などの漬物を燻煙乾燥させた「漬物」。
にんじんを使った「いぶりにんじん」もあります。
・発祥地
⇒秋田県の内陸南部地方
・名前の由来
⇒秋田弁で漬物を『がっこ』と呼び、燻した(いぶり)漬物(がっこ)とされた。
・製造工程
<昔>
大根などを囲炉裏の上に吊るして燻製にする
↓
米糠と塩で漬け込む
燻製にする点を除けば、たくあん漬けに似ています。
囲炉裏火の煙で燻されるので、表面は茶や黒に色づき、味も燻製の香りがついた独特の味わいになります。
→なぜ 室内なのか?
作られた秋田県内陸南部の山間部は、漬物を作る上での天日干しを、雪が多いという理由で外干しすることができず、室内に吊るして囲炉裏火の熱と煙で干したのが始まりと言われています。
<現在>
囲炉裏のある家庭と作り手が減ったことから、家庭でいぶり漬けを作ることは難しくなってきているそうです。
なので、専用の燻製設備を持つ漬物屋が作るものが主流となっています。
先人の生きる知恵がよくわかる作り方ですよね。
便利な世の中ですけど、昔ながらの作り方も無くなってほしくないなぁと思います。
ごんじり
・どんな食べ物?
⇒「寒干大根のたくあん風スナック」
塩漬けではなく、醤油を使った大根の漬け物
・発祥地
⇒群馬県が発祥
群馬県では、おやつやお茶うけ、お酒のつまみといて食されている
・名前の由来
⇒2つの説がある。
①歯応えを表す群馬県の方言からきている説。
②「大根のしり」から「ごんじり」となった説。
※②は農家の人が農作物を大切にしながら、大根の尾まで食べたからとも言われています。
・製造工程
大根を食べやすい大きさに切る
↓
大根を寒干ししてカラッカラに乾燥させる
(切り干し大根を作るように乾燥させる)
↓
(品質低下の防止、防かびを兼ねて徹底した冷蔵管理)
↓
大根を柔らかくするのと、殺菌をするために茹でる
↓
醤油ベースの調味液に漬ける
こちらは「ごんじり」を販売している村岡食品工業の製造工程を簡潔に書きました。
こうして見ると、ごんじりは比較的家庭でも作れそうな漬物ではないでしょうか。
調べてみると「いぶりがっこ」と「ごんじり」の違いは
①作られた地域
②作り方
③お手軽さ
ではないでしょうか?
昔は保存食として食べられていた漬物ですが、近年は家庭で作ることが少なくなっています。
特にいぶりがっこは手間もかかり、作り手も少ないので身近な所で売っているのをお目にかかることがなかなかありません。
では、現在も間食やおつまみとして食べられている「ごんじり」はどうなのでしょうか?
ごんじりはどこに売ってる?販売店舗は?
俺達のごんじりがコンビニで買えるようになった!!!!!
かわいいキツネちゃんパッケージになっておる😍 pic.twitter.com/pmRv6ZMY9g— りか@P沼住人🏊♀️ワクチン2回接種済 (@rinrin10099) September 8, 2021
ごんじりは意外と身近なところに売っているようです。
<調べた店舗>
・コンビニ
・スーパー
通販でも購入は可能です↓
コンビニ(セブンイレブン)
何と、身近も身近なセブンイレブンで販売されています。
ごんじりを食べたことがない世代の人もパッケージに惹かれて購入し、ハマったという人がいます。
ですが、全国のセブンイレブン全店舗を調べたわけではないですが、西日本方面では販売されていないようです。
⇒セブンイレブン ごんじり
スーパー(イオン、西友など)
スーパーのお菓子コーナーに陳列されています。
コンビニのパッケージとは違うようですが、個包装になっているので、ちょっとした間食にぴったりです。
ですが やはりこちらも西日本の方では販売しているところは少ないようです。
個人的にコンビニに登場してるとは驚きです。
購入してる人はお仕事の合間の休憩時間に食べている方もいるようですが、一応「たくあん風スナック」なので「ニオイ」の方も結構するみたいなので、「においエチケット」として、くれぐれも周りに注意して食していただければと思います。
まとめ
今回は
・ごんじり販売店舗
について調べました。
どちらも大根の「漬物」になりますが、「塩漬けか醤油漬け」かの違いであったり、「燻煙干しか寒干しか」であったりと全く作り方の違う物でした。
いぶりがっこは そう簡単には手に入らないですが、ごんじりならコンビニに売っているので、一度試してみるのもいいかもしれません。
私個人としては、いぶりがっこはクリームチーズとの組み合わせが一番だと思っています。
ごんじりは一度も食べたことがないので、今度売っているのを見かけたら買ってみようかな…
もちろん、においエチケットも忘れずに…
では 今日はこの辺で
最後まで読んでいただきありがとうございました。